「たのしい楽典 おたまじゃくしとわたし」について

 

 

私が音楽の道に進もうと決心したのは中学1年生の時でした。私はピアノとソルフェージュを少しやっていた程度でしたが、高校から音楽関係の学校に進学するためには「楽典」「聴音(旋律・和声)」「ソルフェージュ」「コールユーブンゲン」「新曲視唱」等の知識も必要である事を知りました。まずは中学2年生に東京音楽大学付属音楽教室を受ける決断をしましたが、当時はとても狭き門だったので1年間ですべてをマスターする事はかなりハードでした。東京音楽大学付属音楽教室入室試験に向けてはある先生にも教わりましたが、一番難しかったのは「楽典」でした。先生には楽典の本を読んでは頂けるのですが、それ以上のわかりやすい説明はなく、とにかく「丸暗記」を勧められるだけでした。

 

運命とは不思議です。このような状況に陥った時こそ、何か神秘的な力に助けられるものです。

 

中学1年生の私の頭で一生懸命楽典の本を毎日見ていたら、「ある法則」に気付いたり、自分なりに「覚える方法」が見つかったりしました。

 

 

結果として、私は無事「東京音楽大学付属音楽教室入室試験」に合格し、東京音楽大学付属高校ピアノ科にも進学する事が出来ました。

 

 

 

このような経験を経た私だからこそ、2002年9月10日発行した「たのしい楽典 おたまじゃくしとわたし」は誕生しました。

 

とてもわかりやすい本です。

 

音楽の基礎的な知識を身に付けたい方には是非おススメしたい1冊です。アカデミアみゆきピアノ教室 新百合ヶ丘」ではこの本を使用しています。

 

 

 

訂正箇所について~

 

 

正しい内容を記載します。

  

 

P.10 一番下の段にある数字。⑦から⑫までの数字は、

右から⑦→⑰→⑧→⑱→⑨→⑩→⑲→⑪→⑳→⑫

 

※事前に訂正出来ている可能性があります。

 

 

P.17  ②モデラートのスペル  →  Moderato 

 

 

P.18 cresc.   →  少しずつ強く

 

 

P.26 上から2段目の五線譜内にある各々の調の「主音」は、下記の通りです。

 

 

P.44 ②のスペル  →  Caug

 

※事前に訂正出来ている可能性があります。